

明鏡塾での学びの肝はこの「関係」が及ぼす心身への影響を知ることにある。
17日日曜日は、「東京・明鏡塾15期」の最後の講座だった。 再受講組の、救命救急士や岩手に移り住んでいる、緩和ケア認定看護師と理学療法士。 1期から助手をしてくれている理学療法士で、現在「就労継続支援B型事業所」を起業し、日々支援に飛び回っている尾森君も顔を出してくれた。...


指摘されて成長する
「明鏡塾に参加する前は人から指摘されることが苦手でした。でも今は指摘されて改善していく楽しさを感じられるようになってきました。自分が正しいと思っていることは,人から見れば違和感なことだらけなのだと学ぶ事ができています。」 今期から受講している整体師からの感想だ。 ...


やる事が山積だが
「明鏡塾」で指導している事の中で重要な要素として「流れに乗る」がある。 馴染みのない人には「何のこっちゃ?」だろうと思う。 「流れ」には、治療の流れや、会話の流れ、場の流れ等々、そして、患者さんそのものの流れ、これは呼吸や鼓動だと考えても大丈夫だ。 但し、余り固執せずにだ。...


つくづく明鏡塾は不思議なところだ
大阪明鏡塾1期から、連続で10期まで受講しているベテランの柔整師。 その方の、深い成長が伺える感想文が届いたので載せます。 その方が書いているように、明鏡塾では「色んな事を沢山しているのではなく」なのですが、受講生の方々は深く考え深い問題意識を持つようになっているので、必然...


何時の間にこんなことを
「離床する前から患者さんに『大丈夫絶対起きれます。トイレにいけますよ。私といきましょう』と言いきれる自分になった事にもびっくりです。」 「明鏡塾」を再受講している看護師さんからのメッセージだ。 講座で、こういった内容のものはない。...


患者さんを「聴く」
「聴く」という行為は、単純に問診の為にだけではありません。 患者さんという「人」を聴く為です。 というと、抽象的になりますが、平たく言えば患者さんの気持ちやこころを聴き取るという事です。 但し、「聴き取る」というのは、聴いた話や気持ちを自分なりに解釈するのではなく、「そのま...


人の手というけれど
大阪6期3講座目を日曜日に終えた。 懇親会で医師が、先端医療機器ダビンチの性能を紹介してくれていた。 人よりも正確にオペをするそうだ。 もちろん、導入する病院は増えて来るだろうという事だ。 ただ、現状では、その機械の扱いを医師達が熟練していないので、オペレーター指導の下、手...


本音を引き出す
大阪「明鏡塾」6期を初めて受講している女性の整体師。 早くも「聴く」を実践し、患者さんとより深い関係を築いた、同時に施術が驚異的に進んだという報告がありました。 「先日、10歳から背骨が曲がりはじめ、側湾症と診断されている23歳の女性が来院されました。...


11期感想から
「今回11期が始まるに当たり、既に私にとって明鏡塾は人生に欠くことのできない存在になっており、受講の是非を検討する余地は無かった。ただ敢えて明鏡塾が無かったらと考えてみたりしたが、直感的に「有り得ない」という答えしか得られなかった。それをこの11期の一回目で「こんなこと明鏡...


ずっと続けているか?
その柔整師は家に帰る車の中でも、家に帰ってもずっと、自分の身体を触れているという。
ずっとずっと「ああでも無い、こうでも無い」と触れているという。