top of page
yamashamisyaka-3.jpg
講座内容

何度も書きますが「明鏡塾」では施術の方法を指導するのではありません。

その、前段階の「感覚」や「手」そのものを、患者様利用者様に「違和感を与えない手」になるように能力開発する講座です。

​その「違和感を与えない手」を糸口として「関係」を学びます。

ですから、医師や理学療法士他の各療法士や柔道整復師や鍼灸師整体師のように「手」そのものが仕事を受け持つ人から、看護師・介護士他の業種の人達のように「労わる・寄り添う」ような仕事の人にまで役に立つのです。

【講座の特徴】

その時々の受講者のレベルや業種に合わせ、臨機応変に講座を変化させたり、成長の度合いに応じてワークのレベルを変化させます。

つまり、杓子定規マニュアル的講座では無い事が特徴です。


講座は、受講者全員で「感覚」を共有する「場」でもあります。

ですので、あなた「一人」が学べれば良いのではありません。

また「関係」がメインですから一人では学べません

​ですから、受講生全員が全員を育て同時に学ぶのです。

つまり、「話す・聴く・触る・感じる」そして「関係」を学ぶと同時に現場を実践とし捉えていくのです。

具体的な内容

触れる・聴く・伝える

A-その人に「触れる」

B-身体に「触れ」任意の関節や部位「感じ取る」

C-身体に「触れ」緊張している部位「感じ取る」

D-身体に「触れ」相手が違和感を感じたか否「感じ取る」

E-相手の流れの中で、身体に触れ身体を誘導する

F-相手の流れを感じ取る事で「こころと同調」する

G-相手に届ける-意識を同調させる

H-相手のこころを聴くー意識の同調

I-相手と同調する事で身体を誘導する

73_large_edited.jpg
9期講座の一日

1-  2人組-うつ伏せになった相手の背中に触れる‥‥復讐を入れる(呼吸・鼓動・骨・一人ジャンケン等々) ※滑り込む触り方 A,D

2-  2人組、腕を垂らして座る 1人は相手の腕を持ち腕を動かす(肩で衝突しないように)B

3-  相手の肩に触れ、骨を感じ取り、更に相手の足と地面とを感じ取る C

4-  共同作業で感覚を練る 座っている人を2人で立たせる(肘→肩→頸椎→背骨→腰椎)E

 

          食 事

 

5-  円座になって歌を聴く ぶつかる声とぶつからない声の体感 G

6-  2人で歌 一人は背中を向け、後ろから歌う 「その人に」という意思の確立G

7-  椅子に座る人を立たせる 立たせる人がワンフレーズ  一人が全員にワンフレーズ E,I

8-  背中に触れる 触れる人がワンフレーズ口ぱくし触れるF

9-  椅子に座った人がワンフレーズ  聴いて立たせる F,H

※上記内容は講座の状況(受講者の違い)によって変更されることがありますので御了承下さい。

※受講の途中でも、こちらで不向きだと判断した場合は、お断りすることがあります。その場合は、その時点以降の受講料は返金させて頂きます。

全6回終了時の目標

​・あなた自身が、マニュアル的作業ではなく自信を持って患者様利   用者様に向かう事ができる

・患者様利用者様の笑顔が増える

・患者様から信頼を得られる・糸口を実感できる

・「人」の持つ精密さを体感し、使えるようにする

・治療や施術の時間が短縮される

・治療や施術に対する考え方が変わる

​・感覚が鋭敏になり、診立てが的確になる

・患部や病巣ではなく、患者様利用者様という「人」を感じ取れる

・患者様や利用者様が、気遣って貰っていると感じる

・自分自身の問題に気付き、それに取り組める

・医療とは何か?を、深く考える糸口を掴める

​・「こころを開く」という実際を体感する

つまり、これらを通して自分だけの医療技術や自分自身を終生進化させることが出来るのです。

(もちろん、これらには個人差があることを忘れないで下さい。あなたがあなた自身に取り組む。それがあなたを成長させる唯一の手段です

患者さんが喜ぶ「手」

朝、最初のworkは、相手の背中に「触れる」から始まります。

そして、この感触が一つの定規になります。

この感触が1日のworkを終える頃には、まるで別人の「手」になっています。

そして、宿題をもって現場で1ヶ月、次の講座まで挑戦します。

2回目の講座の朝、1回目と同じ人の背中に触れます。

「違う、触られているという感じになった」というような、感想になって、当人も驚きます。

それの繰り返しで、知らない間に実力をどんどん伸ばしていきます。

そうなると、如何に同じ方向を向いた仲間が大事かを、実感します

体感覚を磨く

「明鏡塾」を受講している人は、その時々変わります。でも大体は医師・理学療法士・柔整師・看護・介護士他、若い人からベテランの人まで、そして男性や女性様々です。

大阪「明鏡塾」では前期には、外科部長が受講してくれていました。「何だか分からないけど、治りが早くなったし、患者さんと上手く行くようになった」と喜んでおられました。

自分とは異なった人との「感覚の共有」は、思わぬヒントを貰えるし、自分の感覚が他のジャンルの人と比べた違いを知ることもできるのです。

​それが、自分の枠を広げることになり、自分自身の実力を高めていく基盤になるのです。

講座は東京も大阪も、何時も笑顔が溢れています。
それは、自分でも知らなかった「身体の反応」を体験するからです。

そして、何よりも真剣になるから、思わず笑みが溢れるのです。


再受講の方が混じると、その集中力の高さに驚くでしょう。

6回の講座の違いが、明らかだと気づけます。

​そういった優秀なリピーターの方が、講座をリードしてくれるので、初参加の方も安心して取り組め、尚且つ進歩が早くなるのです。

【実技と座学の六ヶ月】

・触れる事で起こる違和感気付く
・筋肉の層、骨等へ緻密な触覚的アプローチ
・意識の違いで触れられた感じが変わる事の体感
・意識の違いが身体に及ぼす影響
・集中するということのレベルと実際を知る
・集中されている状態の作り方
・集中への意識の切り替えの実際
・話しかけが身体に与える影響を知る
・話しかけと治癒の実際
・診立てと意識変化で起こる身体を知る
・聞くと聴くの違いを体感する
・クライアントの話を聴く事で起こる身体の変化を知る
・イメージということの実際
・関係は具体と無意識的領域だと体感する
・流れというもの・クライアントとの会話や身体のリズムに乗る


・クライアントとの向かい合い方
・向かい合うとは
・医療現場の実際はマニュアルには無い
・クライアントの心を開く
・笑顔の大事さ
・クライアントが治る、あるいは回復する為の意欲を引き出す
・解剖学的な判断、教科書的判断の前に、患者全体を観察する
・自分の経験を過度に信じてはいけない
・クライアントの言葉を鵜呑みにしてはいけない
治療者側の言葉や気配は、クライアントにとって毒にも薬にもなる

23_large (1).jpg
bottom of page