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人の手というけれど

大阪6期3講座目を日曜日に終えた。

懇親会で医師が、先端医療機器ダビンチの性能を紹介してくれていた。 人よりも正確にオペをするそうだ。 もちろん、導入する病院は増えて来るだろうという事だ。 ただ、現状では、その機械の扱いを医師達が熟練していないので、オペレーター指導の下、手術を行っているそうだ。


もう一つある。 それは特養で聞いた話だが、デーサービスにロボットを使っていて、そのロボットが利用者さんに好評だという。 利用者さん曰く「介護の人やリハビリの先生より、ロボットの方が良い。『持たれても痛くないから』です」だそうだ。


3年前に、AIの進化は猛烈なスピードで医療や福祉の分野に押し寄せる、と言っていたが、それが既に現実になっているのだ。 私は、そういった科学の進歩はある方が良いと思っている。 それは業界に自然淘汰が働くからだ。


医療の世界でも、福祉の世界でも、自分自身の自覚と誇りを持ち確たる姿勢を貫いていない人は、転職しなければならない事になる。 それで良いのだ。 他人の手を必要とする人達に、こころから手を差し伸べられない人は排除されなければ質が低下するばかりになるからだ。


AIには、絶対に出来ない事、つまり、人間だから出来る事、そこに的を絞っていなければ、風前の灯だ。

東京11期3講座を終えて、救命救急士がレポートをくれた。 その最後の言葉が「これぞ人間関係!これぞ明鏡塾!」 これしかないのだ。


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