医師も学ぶ医療人の為の人間関係塾
明鏡塾
「明鏡止水の如く」は治療・施術・看護・介護の極意です。
それは「関係」だからです。
私たちの内にある自然治癒力こそ真に病を治すものである、こころに起きる事は全て身体に影響し、身体に起きる事もまた心に影響する
ヒポクラテス
と現代に言われている事を既に紀元前に「関係」を看破しています。
これらも、患者様・利用者様との「関係」で生まれる事なので、それを可能にするのは、医療人と患者様・利用者様との「関係能力」だと説いているのです。
明鏡塾は医療人の為の「関係」に特化した講座です
● 医療人の言葉や気配は、患者様利用者様にとって薬にもなれば毒にもなります。
● だから「関係」のメカニズムを知り、「関係」を管理する必要があるのです。
受講生の感想文より
「手って何気に使ってるけど、感情って分かるのかー!!!ってくらい物凄く相手が分かる。
恐る恐る触る手、緊張MAXな手、ただ触ってる手、何か出そうとしてる手、不躾な手、考えてる手。困惑してる手、自信ない手、出来ないを誤魔化す威嚇してる手、関係を閉ざしてる手etc...手のひらから伝わってくるそれぞれの手………。」
これは「明鏡塾」ではなく、ワークショップを沖縄で10年続けて受講してくれている女性の感性であり、感想だ。
どんな人が受講しているの?
今まで言えば、内科医、外科医、脳外科医、小児科医、心療内科医、歯科医、理学療法士、看護師、認定看護師、介護福祉士、柔道整復師、鍼灸師、整体師等の方達です。
再受講されている方達も半数以上います。
一番長期の再受講は、東京で4期から現在、大阪で1期から現在、という方が数名おられます。
どんな動機で受講しているの?
色々な講座やセミナーを巡り、最終的に「明鏡塾」に辿り着いた、という方が一番多いです。
それは、「治療技術」の講座やセミナーは有るが、その奥に踏み込んだもの、つまり、「人」とは、「治療とは」他が無いという事です。
また、具体的に「関係」が大事だと気付いた方、友人の紹介でという方も多いです。
何れにしても、現場体験の少ない人は少ないです。
ご自分が治療・施術・看護・介護の現場体験の中で「問題」に気付いた人達が殆どです。
ですから、どちらかというと、どのジャンルでもベテランの人が多いです。
体験会のお知らせ
体験会は、東京と大阪で行っています。
※現在のところ体験会は、東京大阪共に土曜日です。
「明鏡塾」は、どんな事をしているのか?
実際に知りたい方の為の体験会です。
「触れる・聴く・届ける?」は特別な事なのか?どうして患者さん達との信頼が築けるのか?どうして技術や資質が向上するのか?沢山質問をお持ちください。
推薦者の言葉
内科医・原田文植
回を重ねるごと、受講者の皆さんの眼差しが変わっていきます。
非常に心地よい「距離間」、真剣に「聴く」、相手に違和感を抱かせることなく「触れる」、最も大切な技術であるにも関わらず、臨床現場できちんとできている人は本当に少ない。
学ぶ機会はほとんどありません。
根拠もなく、我流でやってるのが現状です(意識さえされていないかもしれません、残念なことですが…)。
明鏡塾で学ぶことによって、この技術と効果に確信を得ることができるでしょう。
講座内容
「関係」に特化しているので、人間関係はもちろん、患者さん利用者さんと直接関係する(ふれる)「手」から与える「違和感」を知り、それを取り除く訓練をします。
特に患者さん利用者の方達に与える「違和感」に関するワークは、治療の妨げや信頼の妨げになるので、6講座全てで行います。
武道家が何故?
武道を探求しているから見出した「関係性」のメカニズム。
その「関係性」こそが極意だと発見。
それは、私よりも身体の大きな外国の人を投げ飛ばせる事が、一つの証明です。
日本の歴史に残る達人が残した遺産は、実は医療人には欠かせないものだったのです。
また私は、何時の頃からか難病の方、末期の方の相談を受けるようになりました。そこで、
人にとって欠かす事の出来ない仕事
医師・看護師・理学療法士並びに各種療法士の方・柔道整復師・鍼灸師・整体師・介護福祉士他のみなさん。
皆さんは、大きく言えば人類に欠かす事の出来ないお仕事を選んだ稀有な人達です。
基本的には「困っている人達の役に立ちたい」という気持ちがあり、このお仕事を選んだのだと思います。
このサイトはそういった医療人の方の為に実際の「患者さんとの関係」の実践力を付ける為の講座です。
でも、勘違いしないでください、巷にある心理学的なコミュニケーション講座ではありません。
「関係」は、治療やリハビリ、看護や介護での成果に直結しているので、その「関係力」を身に付けて、みなさんを頼りにする人達の役に立って欲しいのです。
当たり前ですが、治療もリハビリも看護も介助も、リアルな人間関係ですから、ここを省けばAI診断やロボットの介助と同じです。
あなたも、患者・利用者様も人です
「人に真正面から向き合う」のが治療やリハビリであり、看護や介護の基本です。
また、人は基本的に「直感的に違和感に反応」します。
それが治療やリハビリ、看護や介護の妨げになったり(違和感)、逆により良い結果をもたらしたりするのです(信頼関係)。
つまり、その基本が患者様利用者様との関係の鍵です。
もちろん、学校や専門学校で学んだ技術は治療やリハビリにとって大事な要素ですが、それを完全に活かす為にはこの「人と人が真正面から向き合う」や、人である患者様利用者様「こころに触れる」の実際が治療でありリハビリ・看護介助の根本です。
もちろん、医の世界には「人を見て、病を見ず」という大変素晴らしい言葉はありますが、それは一体どういうことなのか?実際として「自分はどういう姿勢で、どう向かい合えばよいのか」の実践があったでしょうか?
また「患者様や利用者様に寄り添う」という言葉もありますが、それはどのようになった事でしょうか?
もしかしたら、そう思う事が実際に実現している事と思っているのではないですよね?
「優しく触れる」とも教わりますが、実際にはどうでしょう?
それも自分自身が「優しく触れよう」と思っただけではないでしょうか?
※ 「思い込み」や「思う事(雑念)」は患者様利用者様にとって「違和感」でしか有りませんし、それは無意識的な緊張を強いっている事にもなるのです。
結果として、治療や介護・看護に悪影響を与える事になります。
※ストレスのある事柄を考えただけで一瞬で硬い身体に戻ってしまう→こころに起きる事は全て身体に影響し、身体に起きる事もまた心に影響する(ヒポクラテス)
患者様利用者様のこころに、手で・目で・声で触れれば良いのです。
武道では「心眼」という
「心眼」とは雑念を持たない状態です。ああしよう、こうではないか、もしかしたら…、他が無い状態です。
だから、こちらのこころに相手のこころが写るのです。
それを「こころを働かせる」といいます。
こころを働かせると
こころを働かせると、患者様利用者様の笑顔が増えます。
そうなると、治療やリハビリの成果が格段よくなります。
それは、患者様利用者様のこころのストレスが軽減される、あるいは無くなるからです。
つまり、「こころを働かせる」というのは「関係(信頼)」が築けてしまう、という状態なのです。