自分のレベルに気付くと
3期続けて受講している若い理学療法士の成長です。
ここでは人生のことや、自分自身の考え方のことについて書いています。
では、現場ではどうなっているのか、です。
しかし、その前によく考えて下さい。
施術のレベルや医療技術は、「技術」それだけで存在しているでしょうか。
そんな奇妙な事は現実にはありません。
技術は常に、「使う人」のレベルと比例しています。
使う人の「レベル」というのは、技術に対する理解力と使い方に精通している事です。
が、実はそれだけではありません。
一番大事なのは、自分自身が医療従事者であり、それはどんな目的を持っていて、自分はどんなことを医療の現場で実現させたいか、その事によってどんな社会貢献が出来る事になるのか。
そしてそれらの事に、どれほどの情熱があるのか、人に本気で接する事が出来るのか?
そういったものが、技術以上に大事なのです。
何故なら「技術」は、患者さん利用者さんという「人」に使うものだからです。
そしてそして、それらは習ったり学んだり出来ません。
全て、自分で気付かなければ「自分のもの」にならないのです。
ここで紹介する若い理学療法士は、着々とその自分を育てています。
「技術」だけでどうにかなるという甘い考えを持ち、技術を追いかけている人。
1年たち、2年たち、自分はどうなっているでしょう??
答えは、自分のレベルを見れば分かる筈です。
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今まで何かが変われば、それで全てかが変わるような幻想を抱いていました。
何かが変われば、それだけ、出来ない自分やわからないことが出てくるし、それに思い通りにはいかないこともたくさんあることに気付かされます。
そんな自分に素直になれないことも多々ありました。
そこがスタートなのだと、そんな出来ない自分、わからない自分、それも自分であり、そこからしか自分を成長させることは出来ない。
それに今まで自分がどれだけ自分勝手に振舞ってきたのか、自分勝手な考えだったのかを思い知らされています。
まずは、自分の立ち位置を知り、そこからどうするのか、自分で考えて決めて行動する、ことを身近なところから一つ一つやっていきます。 6期もありがとうございました。 自分の中で変わってきているところもあれば、今までの過去の自分に引っ張られてしまうところもありますが、自分自身の課題が見てきて、そこを自分でクリアしていかなければならないと感じています。 明鏡塾に入り、今まで目を背けていたところに向き合い、葛藤や悩みがありながらも、変わってこれたことは素直に嬉しいです。
しかし、当たり前ですが、未熟な部分が多く、そこに直面すると嫌な時もありますが、自分の道を進めるよう精進して生きていきたいと思います。
理学療法士としてもそうですが、人として、父として、明鏡塾に出会わなければ、大切なことを見失ったまま過ごしてきたと思います。
明鏡塾で学ばせて頂いていることは、自分の宝物です。 これからもよろしくお願いします。