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患者さんの本音を

東京6期を受講してくれていた柔道整復師の方からメールが来ました。

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先日、私が明鏡塾を受講する以前に診ていた患者様が、別症状で再来院した際に、本音であろう声をいただきました。

それは、以前の問診時対応の話しをされ「私の対応が怖くて厳しいのでリハビリをするのが嫌で来れなかった。」と、思ってもない言葉をいただいたのです。 その時私は「まさか!?自分が…」という思いと裏腹に「何処かでやっぱり…」と、「明鏡塾」に通った後だったので、冷静にその言葉に対して素直受け入れ「明鏡塾」でやっていることの大事さを再認識しました。

今回その患者様と真剣に正面から向かい合った結果、関係性が築け患者様が心を開いてくれ、過去の嫌な出来事も笑いながら話して頂けたのではないかと思いました。

このような体験は明鏡塾に通ってなければ「同じ過ちを幾度も無意識に行っていたのだろうと思うとゾッとします。 恥ずかしながら6期が終わり、やっとこれから本当の医療従事者としてリスタートした感じです。 ::::::::::::::::::

「明鏡塾」で何時も話すことが有ります。 それは、「患者さんや利用者さんの殆どは、本当の事は言わない」というような話です。 誰しも、治療してくれる人、世話をしてくれる人に嫌われたく有りません。 だから、余程でないと、この柔整師のような場面を体験しないと思います。

この大前提を知っているのか、知らないのか、あるいは、理解しているのかいないのかで、本当の意味での患者さんや利用者の方との関係が築けるか築けないかになるのです。

「明鏡塾」では、この大前提、「患者さん利用者さんは、本当のことを言わない」を認識した上でのワークを展開しています。 ですから、これを書いてくれた柔整師の体験のように、「患者さんが本音を漏らす」状態、つまり、患者さんの心が緩んだ状態になるのです。

患者さんの心の緩みはその時の治療や、その後のリハビリ等で成果を上げる為の最重要事項です。 もちろん、スタッフの方達、同僚の方達との関係も、改善されます。 それは、結果として「良い治療・良いリハビリ」になり、患者さんから信頼される医療従事者になるのです。

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