通じ会える
「2017年2月から思考と感情で煮詰まってたこと、それと今まで思考でわかっているつもりで、実感できない"本気"を感じ取れた場でした。
『おまえは、頭大丈夫か?』と本気で僕に対して仰って下さった日野先生の言葉には、言葉に表せない本気の気持ちがありました。
先生が僕にその言葉を仰って下さった時、その言葉の意味合いや言葉尻でイメージする僕の過去のストーリーや妄想ではない言葉の奥にある先生の本気と愛を感じました。
本気の気持ちってどんな言葉にしても相手に伝わるから。
真面目に不真面目で頭のおかしな人として、あるがままのバカな自分で生きてきた僕には、先生の言葉に込められた本気の気持ちが感じ取れて、とても嬉しかったです。」
というメールを貰った。
これは、現在開講中の「東京ワークショップ」中の出来事だ。
少し、混乱している青年がいた。
しばらく様子を見ていたのだが、組んだ相手が戸惑っていたので、手をだした。
しかし、その組んだ相手の人は”セラピスト”と名札に書かれてあった。
であれば、そういった青年をなんとかするのが仕事だろう、だ。
私は、その青年に声をかけると、まさに混乱中だった。
そこで「おまえは、頭大丈夫か?」だ。
直球で感じたままだ。
直球で感じたまま、その時、浮かんだまま、つまり、「反応」だ。
人とは、これでした通じ合え無いのだ。
理解し合えることと、通じ会える、これは全くの別物だ。
医療従事者にとって必要なのは、患者さんや利用者さんと、この「通じ会える」が必要なのだ。