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パーキンソンの方の笑顔

3期目も再受講してくれている若い理学療法士から、臨床での報告が届いた。

彼は受講者の中でも、優秀な若者だ。

何よりも「気持ち」があること、そして「探究心」が旺盛なこと。

そして、「素直」なところだ。

それらが、彼をどんどん成長させていくのだ。

若いということは、医療関係ではマイナスに働く。

大方の場合、患者さんは彼よりも年長だ。

自分よりも年長の患者さんから信頼を得るのは難しい。

しかも、リハビリそのものを諦めている人もいる。

そこでどうするか?だ。

今日ブログで書いた「敬意」を持っているかどうかだ。

患者さんは、単なる思い込みは瞬時に違和感として反応が起こる。

彼は患者さんに「敬意」を払える、数少ない若者の一人だ。

【臨床での報告】

今日、パーキンソン病とうつ病を持たれてる方のリハビリを行った。

先月から介入している方で、だいぶ雰囲気が明るくなってきた。

今日、気になる点を触れた。

そして、お腹のストレッチをしてみたところ、今まで触れたりすると痛がる素振りを見せていたが、今日は全くなかった。

その流れで脇と上肢をストレッチした。

そうすると、前に骨折した左腕が今まで以上に挙がった。

その時、とても良い笑顔を見せた。

「こんなに腕が挙がったことがない」と驚いていた。

そして、驚いた時に自分は肉体の緊張が落ちたのを察することができた。

聴いてみるとちゃんと、ベッドと背骨が接地している面の感覚を感じることができて来ていた。

「とてもスッキリしました。」と良い表情で言ってくれた。

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