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東京17期が始まった

「どうして『明鏡塾』を大々的に宣伝しないのですか?技術以前の問題やろ、と感じている治療家は沢山いるし、私の周りでもいますよ、ただ、私は『日野先生は怖いで』とビビらしてますから、来れないのですよ」と大爆笑!そんな雰囲気で、講座は進む。


これは私と今期17期を受講してくれている鍼灸師との会話だ。

こういった軽口というか、ざっくばらんに話せるのがベストだ。

冗談、軽口を叩いている状態が、心身共にリラックスできている信号なので、物覚えも感覚も良い状態だからだ。


その意味で、私の教室やワークショップ、そして「明鏡塾」は笑いが多い。

ただ、若い人が多いと、深刻な時間が増え笑いが出てこない。

若い人は俗にいう”まじめ”だからだ。

どうして「俗にいう」と但し書きのように書いたのかというと、間違っているからだ。

深刻になったところで緊張するだけだ。

だから物事を覚えないし感覚も良くならない。

ましてや治療ということでは、患者さんや利用者さん達を緊張させるだけだからだ。


患者さんや利用者さんを緊張させるということは、それだけ治療や色々な症状の改善が目的で院に来られているのに、それが差し引きゼロになる可能性が高くなるという事でもある。

そういう意味も兼ねて、笑顔が必要なのだ。


辛気臭い顔、うっとおしい顔は、患者さん利用者さんの天敵なのだ。





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