指摘されて成長する
「明鏡塾に参加する前は人から指摘されることが苦手でした。でも今は指摘されて改善していく楽しさを感じられるようになってきました。自分が正しいと思っていることは,人から見れば違和感なことだらけなのだと学ぶ事ができています。」 今期から受講している整体師からの感想だ。 昨今の人達、それは業種に限らずどうも他人から指摘される事に慣れていない人が多い。 もちろんそれは今に始まった事ではない。 つまり、「パワハラ」という言葉が一般的になって以降ではないという事だ。
指摘されるにしても、乱暴に言われたら委縮してしまう人が多い。そして世間では、その乱暴な言葉をパワハラだと呼ぶようになっている。
もちろん、それは時代の流れだから「乱暴な言葉は慎むように」とは思う。
しかし、その言われる立場の人が、「言われないように」自分で工夫をする、あるいは、言われても凹まない強さを身に付ける、という教育はどこにあるのか?だ。
「言われないように」は無くなり、「言われていません」が幅を利かせている。
それってどういうことかというと、「私は工夫も考える事も出来ない無能ですから、一から十まで時間をかけて説明して下さい」という事なのだ。
という事を分かっているのだろうか?
人は基本的に無能ではないが、知らない事は出来ない場合が多い。
そんな時、周りを見渡したり、他人を観察する事で「その事」を掴む事も出来る。
もちろん、それは子供の時に、そんな習慣を身に付けておく必要は有るが。
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