成長を実感できるから

「ただとりあえず『よっしゃ!』だ。また一つ鳥居をくぐることが出来た。 余談だが、この鳥居をくぐる感覚は振り返ればここまで歩んできた道があり、前を見ればまた果てない道がある。 日本では武芸等を道になぞらえ武道、芸道と言う。 簡単に調べたところ、どうやら日本固有の概念らしい。 これまでの人生で何かに取り組み、道を実感したことは無く、道という表現に思いを馳せたことも無かったが、今明鏡塾で取り組んでいることは道という表現がズバリだ。 人生で初めて自分が日本人らしいことをしている感覚になった。
いにしえの日本人が表現した感覚に触れた気がして何とも感慨深いが、明鏡塾に出会えていなかったら、気付かぬまま生涯を終えていただろう。ラッキーだった。」
10期を再受講している救命救急士の、今講座の感想文の一部だ。
医療従事者の為の講座に、不似合いな感想だと思われる方も多いと思う。 それは治療技術を習う講座ではないからだ。
治療技術の良し悪しは、当人の感性にかかっている。 その感性は、自分自身の自覚を土台に磨かれていくものだ。 だから、その自覚を磨き、感覚を研ぎ澄ます講座になるのだ。
また、どうして「道」なのかを説明することで、この救急士の実感したことが消えてしまうのであえてしないが、再受講している人が沢山いることが答えでもある。 自分自身の技術や人間が、講座に挑戦することでどんどん深くなる実感が伴っているからだ。
「明鏡塾」では体験会を行っています。 コロナの為、少人数です。 東京体験会9月19日,10月17日,11月28日,12月12日 大阪体験会9月26日,10月24日,11月15日 詳しくは「明鏡塾」 https://www.meikyojuku.com/